本日の修身教授録 一日一言 3月6日
3月6日 才能とは磨かれるもの
井戸水も、これを釣瓶(つるべ)で汲み出さなければ、地上にもたらして、その用に充(あ)てることはできず、また鉱物や鉱石もそのまま地中に埋れていたんでは、物の用に立たないように、今諸君らにしても、たとえその素質や才能は豊かだとしても、諸君たちが真に学問修養によって自己を練磨しようとしない限り、その才能も結局は朽ち果てる外ないでしょう。【56】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
人間は、個性という磨けば光る可能性を必ず秘めている。
「勉強」とは、その個性を磨いていく研磨剤のようなもの。
社会人ともなれば更に「仕事」という研磨剤も増えていく。
だから、教育を受けない(仕事をしない)、或いは自ら拒絶してしまっては磨きようがない。
個性は磨かれて才能となる。
「勉強」と「仕事」という研磨剤で自身の個性をごしごし磨いていきましょう!