本日の修身教授録 一日一言 12月16日
12月16日 偉大なる教育者
真に教育者の名に値するような人々は、超凡の大志を抱きながら、色々と世間的な事情によって、それを実現するによしない立場に立たされた人傑が現実的にはそれを断念すると共に、どうしても自分の志を、門弟子を通して達成せしめずにはおかぬ、という一大願を起こすところに、初めて生まれるもののようです。
孔子しかり、プラトンしかり、わが松陰先生またしかりです。【53】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
超凡の大志とは、例えば100年後の日本や世界を理想の形に変えるくらい壮大なもので、これは何代も継承され追い求めていかねばならないものである。
経営者も大志を抱き、今から100年を目指すのであれば、後継者を育て志を継承させるという立場に立つ”教育者”たることが求められます。
現に、今ある100年企業は継承がしっかりとなされ、代々志が受け継がれている。
つまり、教育者たることも継承されているところを見逃してはいけませんね。