本日の修身教授録 一日一言 12月12日

12月12日 平常心是道

 

 

 要するに平生が大事なのです。このことを昔の人は、「平常心是道」と申しています。つまり、剣を持ったり、座禅をしている間だけが修行ではなくて、むしろ真の修行は、竹刀を捨て座禅を解いてから始まるというわけです。人間もこの辺の趣が分かり出して初めて、道に入るのです。【457】

 

 

~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より

 

 

 

修行中は何らかの目的のためにその世界に勤しむわけですが、大切なのはその修業が終わった後どう生きるかということですね。

 

それはつまり、修行して得た何らかの悟りを実践していくこと。

 

実践行動こそ、真の修行。

 

それは普段の生活から始まっているのですね。