本日の修身教授録 一日一言 12月9日
12月9日 生命を慈しむ
私達が、自分の生命に対して、真に深い愛惜の念を持ち得ないのは、自分の周囲に無数の人々の生死を見ていながら、しかもそれをわが身の上に思い返さないからです。さらに一歩すすめて申せば、わが身が人生として生をこの世にうけたことに対して、真の感謝の念を持たないからでしょう。【311】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
考えてみると、今こうやって生きていられることは実は奇跡の連続。
病気や自然災害,さまざまな事故、事件など人間は日々リスクにさらされています。
毎日世界中のどこかで起こる悲しい出来事が報道されていますが、そのことを対岸の火事とみて気にもかけないでいるか、明日は我が身と今日無事でいられることに感謝し日々を生きるのとでは、最終ゴールの迎え方に大きな差ができるように思えます。
一番の軌跡は、自身が生を受け誕生出来たこと。
無事に生んでくれ、育ててくれた両親に感謝、そして今まで無事に生きてこられたあらゆる事柄に感謝し、毎日を有難い気持ちで生きていきたいと思います。