本日の修身教授録 一日一言 12月6日
12月6日 生活の鍛錬
このようなことは、またわれわれ人間の世界についても言えるようであります。すなわち一人の優れた人格というものは、決して生やさしいことでできるものではものではありません。その人が、現実生活においてなめた苦悩一つひとつが、その人を鍛えて、その人から生なところを削りとっていくわけです。すなわち生活の鍛錬が、その人からすべての甘さを削り取っていくわけです。【406】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
これまた、昨日の続き。
志を成そうとする生き方には、幾多の試練が待ち構えている。
その現れてくる試練は自身にとって必要な試練であり、解決されるために目の前に現れてくる。
そういうところに身を置き生き抜くことが、自らを成長させ研ぎ澄まされていくのか。
甘さが出るうちは、まだまだ鍛錬が足りないといこと。
学び、実践することがその鍛錬。
これは一生続くのだろう。