本日の修身教授録 一日一言 11月20日
11月20日 態度はどうか
人が真に自分を鍛え上げるには、現在自分の当面している仕事に対して、その仕事の価値いかんを問わず、とにかく全力を挙げてこれにあたり、一気にこれを仕上げるという態度が大切です。そしてこの際肝要なことは、仕事のいかんは問題ではなくて、これに対する自分の態度いかんという点です。【469】
~「修身教授録 一日一言 森信三 著」より
仕事内容を問わず、目の前の仕事に対し真面目に全力で取り組める人の価値観は、その内容や大小ではなく、取り組む態度や姿勢に対して向いている。
内容や大小のいかんを問うことよりも、世のため人のためになる事を問うべきであろう。
「なんでこんな仕事を私が…」と思いがちなところ、この仕事をすることで誰かが助かる、と思い返すことができれば、真摯に向き合える。
そういう心根が後の大仕事に関わってくる。