本日の修身教授録 一日一言 10月10日
10月10日 修養は気品を高める
われわれ人間の生涯の修養は、この面のように、その一々が自己に刻みつけられていくものであって、われわれはそこに、しだいに浮彫りにされていくと言ってもよいでしょう。かように考えて来ますと、修養によってその人の気品が高まるということも、確かに言い得ることでしょう。【146】
~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~
修養とは、
「徳性をみがき、人格を高めること。」
とあります。
修養は学んだことを心で受け止めて、自分をより高めようと思い続ける努力が求められます。
そうやって、人間力を高めることが気品となってその人から薫ってくるのですね。
教養の高い人が決して修養まで高いとは言えないのが、現代の傾向。
結局のところ「知行合一」に行きつくのです。