本日の修身教授録 一日一言 8月23日
8月23日 苦しみのもとは「我」
同じ人生でありながら、一方にはこれを妙味津々として見る人もあるかと思えば、他方には、これを苦しみの連続と見る人もあるのは何故でしょうか。これはマアいろいろと考え方もありましょうが、一面から申せば、この人生が苦の世界と見えるのは、畢竟はまだ自分の「我」に引っかかっているからでしょう。【461】
~「修身教授録 一日一言 森信三=著」より~
人生は解釈次第。
その解釈も、良い方に捉えるか悪い方に捉えるかで進む方向は180度違ってきます。
自己中心の考え方から他者の立場に立って考えてみるだけで、行動がまるっきり変わってくることは容易に想像できますね。
後は、行動するかしないか。
できないなら、それはまだ「我」が引っかかっている、ということですね。
心の苦しさから解放されるには、我を捨て周りの幸せのために生きることよりほかにない、と解釈いたしました。
何か一つ、今日も実践してみよう。