「お経は弟子との対話集やで」 指導者の365日より

1月21日 お経は弟子との対話集やで

 

「君、お経はありがたいと手を合わせるが、お経は弟子との対話集やで。部下との対話が、成功を生む金の卵や。よく覚えておきや」

 

と、幸之助は、社員に手を合わせていました。

 

法華経方便品第二という二分もかからない短いお経では、292文字のその中で「舎利弗」という弟子の名前を6回も呼びながら、師匠の釈迦は対話をして、教えていただいたのです。

 

~「松下幸之助に学ぶ 指導者の三六五日 木野親之著」より~

 

    従業員さん達と定期面談を行うようになって気づいた事は、従業員間での様々な問題やそれぞれの価値観、思いに鈍感だったという事です。

     

    上部だけ社風が良くなったと喜んでいた自分がいかに愚かであったか。

     

    モチベーションも全社一丸も、従業員さん達が感じる安心があってのこと。まだまだやるべきことはたくさんあることに対話から気づかされました。